パターンとマッチング
パターンは、複雑であれ、単純であれ、Rustで型の構造に一致する特別な記法です。match
式や他の構文と組み合わせてパターンを使用すると、
プログラムの制御フローをよりコントロールできます。パターンは、以下を組み合わせることで構成されます:
- リテラル
- 分配された配列、enum、構造体、タプル
- 変数
- ワイルドカード
- プレースホルダー
これらの要素が取り組んでいるデータの形を説明し、それから値に対してマッチを行い、 プログラムに正しい値があって特定のコードを実行し続けられるかどうかを決定します。
パターンを使用するには、なんらかの値と比較します。パターンが値に合致したら、コードで値の部分を使用します。
コイン並び替えマシンの例のような第6章でパターンを使用したmatch
式を思い出してください。
値がパターンの形に当てはまったら、名前のある部品を使用できます。当てはまらなければ、
パターンに紐づいたコードは実行されません。
この章は、パターンに関連するあらゆるものの参考文献です。パターンを使用するのが合法な箇所、 論駁可能と論駁不可能なパターンの違い、 目撃する可能性のある色々な種類のパターン記法を講義します。章の終わりまでに、 パターンを使用して多くの概念をはっきり表現する方法を知るでしょう。