アトリビュート
アトリビュートはモジュール、クレート、要素に対するメタデータです。以下がその使用目的です。
- コンパイル時の条件分岐
- クレート名、バージョン、種類(バイナリか、ライブラリか)の設定
- リントの無効化
- コンパイラ付属の機能(マクロ、グロブ、インポートなど)の使用
- 外部ライブラリへのリンク
- ユニットテスト用の関数を明示
- ベンチマーク用の関数を明示
アトリビュートがクレート全体に適用される場合、#![crate_attribute]
という書き方になります。モジュールないしは要素に適用される場合は#[item_attribute]
になります。(!
がないことに注目)
アトリビュートは以下の様な書き方で引数を取ることができます。
#[attribute = "value"]
#[attribute(key = "value")]
#[attribute(value)]
アトリビュートは複数の値を取ることができ、複数の行に分割することもできます。
#[attribute(value, value2)]
#[attribute(value, value2, value3,
value4, value5)]