早期リターン
前の例では、コンビネータの活用によりエラーを明示的に処理しました。場合分けに対する別の対処法として、match
文と早期リターンを組み合わせて使うこともできます。
つまり、エラーが発生した時点で関数の実行を止め、エラーを返してしまうという単純な方法が使えるということです。この方法の方がより読みやすく書きやすい場合があります。早期リターンを使って実装された、前の例の新たなバージョンを考えてみましょう。
ここまでで、コンビネータと早期リターンによる明示的なエラーハンドリングについて学びました。しかし、パニックは一般に避けたいですが、全てのエラーを明示的に処理するのも厄介でしょう。
次の節では、panic
を発生させずにunwrap
する必要があるケースのための?
について紹介していきます。